もうすぐやってくるクリスマスに、ツリーに代わってフラワーBOXはいかがでしょうか。 ホワイトをベースにしたBOXにゴールドの箔をつけて華やかにしました。ホワイトのカーネーションとクリスマスホーリーが詰まった飾りはウィンターギフトのようで、お客様をお出迎えする玄関のインテリアにもぴったりです。
動画で見るクリスマスフラワーボックスの作り方
今回ご紹介するクリスマス フラワーBOXは銀座ソレイユYoutubeチャンネルでもご紹介しております!是非ご覧ください!
1. 土台の下準備
バターミルクペイントで下地を塗ります
今回使用した素材はこちらの市松ボックスフレームです。
過去にご紹介したバターミルクペイントの塗り方を参照しながら下地を準備します。記事の中ではホワイトの下地に仕上げましたが、他にもお好みの色で試してみてください。
417-2416 市松ボックスフレーム【K】
定価 | 1,350円(税込1,485円) |
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バターミルクペイントの綺麗な塗り方は過去の記事でご紹介中!
2. ボックスを豪華にする
箔をつける
ゴールドリーフ を使ってBOXを豪華にします。
ゴールドリーフサイズをよく振ってからハケを使って、リーフを貼りたいところに薄く塗ります。乳白色が透明になるまで約30分~60分待ちます。リーフをそっとのせ、乾いたモップ筆で中心から外側へゆっくりおさえます。メタルフォイルゴールドを使用しても素敵に仕上がります。
淵にはみ出たゴールドリーフはモップ筆を使用し、上面にすくうようにして貼り付けます。心配な方は予め淵にマスキングテープ を貼ってからゴールドリーフを貼り、乾いた後にマスキングテープ を剥がすと綺麗により仕上がります。貼った後、ゴールドリーフシーラーを2回薄く塗ってください。強固に仕上がります。(1回目と2回目の間は2時間ほど置いてください。)
3. ポリマークレイ(オーブン粘土)の使い方
ポリマークレイ に使用する道具
<道具>お好みのポリマークレイ、スタイラス(つまようじでもOK)、ハサミ、カッター、クッキングシート、オーブン(温度調整ができるもの)、パスタマシン(絶対に必要ではありません)
★パスタマシンを使うと均一な帯状のクレイが作れます。マシンがない方は、手延べ棒でこねて薄く伸ばしましょう。クレイが固い場合には、ベビーオイルを1~2適なじませて捏ねると柔らかくよく伸びます。オイルを加えすぎると柔らかくなりすぎて成型が難しくなるので気を付けましょう。
ベビーオイルを混ぜ捏ねると細長い形も作りやすいです。
今回使用した商品はこちら!
今回お花に使用したクレイはPardoジュエリークレイ ホワイトです。見本作品では4.5個使用しました。お花は大・中・小と1個づつ組み合わせて3つで1つの升目に納めます。
157-0100 Pardoジュエリークレイ ホワイト【P】
定価 | 450円(税込495 円) |
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157-2400 Pardoアートクレイ レッド【P】
定価 | 450円(税込495 円) |
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157-0701 Pardoジュエリークレイ ジェイド【P】
定価 | 450円(税込495 円) |
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初めてオーブン粘土を試される方は是非過去の記事をご覧ください!
4. カーネーションを作る
硬い粘土をこねる
初めての方にはとても硬く感じる粘土ですが、扱いに慣れてくるとしっかりとした形に成型できる便利な粘土です。まず初めは伸ばし棒で少しずつ伸ばしましょう。下敷きにはクッキングシート(オーブンペーパー)やペーパーパレットなど、クレイがくっつきづらいものを敷いてください。★クレイにベビーオイルをほんの少し混ぜるだけでもくっつきずらくなります。
どうしてもクレイが硬い場合にはベビーオイルを少し馴染ませて柔らかくします。お湯の中で人肌に温めてから柔らかくする方法もありますが、すぐにお湯が冷えてしまう点と、温めた粘土も冷えるとまた硬くなるため長時間柔らかい状態での成型をするにはあまり期待できません。
ある程度こねたらハサミでカットしたり模様をつけたりして成型を始めましょう。ポリマークレイ は乾燥してすぐに硬くなる粘土ではありませんので長時間の制作に向いています。
パスタマシーンを使ったクレイの伸ばし方
パスタマシンを使うとクレイを均一に伸ばすことができます。伸ばす厚みも幅広く設定できるので極薄のクレイの帯も簡単に作ることができます。
細長く均一な帯のような形に成型したい場合は手伸ばしだと限界がありますので、パスタマシンを使用します。
詳しい作り方の続きは下記のページにてご紹介中!
5. クリスマスホーリーを作る
実を作る 使用クレイ:1個
Pardoアートクレイ レッドでクリスマスホーリーの実を作ります。ベビーオイルを1〜2滴垂らしたクレイをよくこねて柔らかくした後に手で稚ねり、お好みのサイズに丸めて実を作ります。個数もお好みですが、今回の見本作品では15個使用してます。
必要な個数分出来上がったらスタイラスで模様をつけていきます。1箇所穴を作るようにしてスタイラスを軽く押しつけ、凹みを作ります。より本格的にしたい方は凹み部分に暗い茶色でペイントを施すと実の茶色いおしり部分が再現できます。出来上がったらオーブンで120℃、30分で焼成します。※出来ればクレイで作品を作った後、焼く前に無水エタノールで表面の脂を拭き取ります。表面についた脂は、焼く時の焦げの要因にもなります。
葉を作る 使用クレイ:1個
Pardoジュエリークレイ ジェイドでクリスマスホーリーの葉を作ります。厚紙をお好みの葉のサイズにカットし、伸ばしたクレイに当ててカットします。カットした葉の縁がギザつく場合は手で均して綺麗にします。
フィモモデリングツール ボールツールをあてて葉脈の流れに沿って押しつけます。ボールツールをあてた箇所が少し波打ち、葉のテクスチャが再現できます。更に上から細いスタイラスを使用して葉脈を描くと本物の葉のように仕上がります。出来上がったらオーブンで120℃、30分で焼成します。※出来ればクレイで作品を作った後、焼く前に無水エタノールで表面の脂を拭き取ります。表面についた脂は、焼く時の焦げの要因にもなります。
焼き上がった葉の仕上げにはお好みでニスを塗ります。左の葉はニスを塗らずに柔らかい布で磨いたもの。右の葉はさらに上からCERNITグロスニスを1〜2度塗布したものです。ニスは必ずクレイを焼成した後に塗布します。
6. 全てのパーツをレイアウトする
升目に並べてみる
全てのパーツを焼成した後は葉→花(大・中・小)→実の順に配置し、バランスが決まったら接着剤で接着しましょう。木工用ボンドでも乾くと透明になりますが、気になる方は透明になる多用途ボンドをご使用ください。
色を変えたお花を所々に挟んでさらにアレンジしてみましょう。
全てのお花とパーツをマス目に埋めてボンドで固定したら完成です!壁にかけたり置いて飾っても美しい作品です。冬の間飾ることができますので長く楽しめますよ。