今話題の人気水彩画家、矢野元晴先生のワークショップが10月に銀座ソレイユ本店にて開催が決定いたしました。
今回は丸の内丸善にてデモンストレーションのイベントに参加した様子をレポートいたします。先生の人気ぶりが伺える、圧巻のデモンストレーションでした。
会場に用意された椅子は満席で、皆さんスマホを片手に待ち遠しい様子でデモンストレーションを待っているようでした。先生が登場し、イタリアへ行った際の話をしながら、撮影した1枚の写真をじーっと見つめ始めました。
そしてデッサンが始まると、お客様は真剣な眼差しに。先生のデッサンの速さに吸い込まれ、静まり返った会場にダイナミックに描きこまれていく鉛筆の音が響きました。
あまりの速さに写真の画像がぶれてしまいましたが、 驚いたのはなんとデッサンを約2分で描き上げてしまったのです。
そして次はファーストウォッシュと言って一番下にくる3色を塗っていくのですが、何色を使って、どの筆を使うなど丁寧に説明をされていました。大体12色を使って描かれるそうです。
デッサンからもそうですが、とにかくどんどん進む、迷いのない筆さばきに会場のお客様も真剣です。
色を重ねていき、あっという間に建物が見えてきました。1本の筆で、奥行きを表現し、立体的なものが見えてくる様子が次はどうなるんだろうと目が離せません。
ここまでなんと20分です! 会場もいつしか立ち見のお客様も増え、外の暑さも忘れるくらい爽快な描写に撮影する手も止まるほどです。
30分が経過し、あとは細かい影や人物など細かい箇所を進めていきます。30分でここまで描かれるとは想像もつきませんでした。
そして35分が経過したところで完成です!会場のお客様の一体感を感じ、驚きの表情を多数見受けました。
こちらが完成した作品です!終了後は先生の周りにたくさんのファンの方々で賑わいました。
そしてこの度、10月に矢野先生のスペシャルワークショップが銀座本店にて開催されます。ぜひ皆さまも実際にお近くで、圧巻の筆さばきと作品をごらんくださいませ。
プロフィール
1988 年 鎌倉生まれ、鎌倉在住
2012 年 日本大学藝術学部デザイン学科 建築デザインコース卒業
2012 年 日本大学藝術学部デザイン学科
2016 年 建築設計事務所勤務を経て、本格的に水彩画の活動を開始
2017 年 鎌倉水彩画塾開講
2019 年
・初画集『平成鎌倉の記憶(歴史探訪社刊)』出版
(画集が国立国会図書館に登録される)
・テレビ朝日 高田純次の「じゅん散歩」鎌倉編に出演
2020 年
鎌倉市のふるさと納税返礼品に作品が採用される
2021 年
・東京日本橋にて個展開催
・画集『日本のこころ~時空を超えたアニミズム~第一集(歴史探訪社刊)』出版
・法人化『鎌倉水彩画塾株式会社』に改名
・第56 回 都展にて新人賞受賞
・第73 回 中央美術協会展にて入選佳作受賞
2022 年
・NHK 総合『鎌倉DAYS』に生出演し、
長谷寺でライブペインティングを行う
・ANA 機内誌”翼の王国”新連載『私の”二枚看板”』 挿絵担当(22.10-23.6)
・ファブリアーノ水彩画国際大会(100 カ国以上)日本チーム選抜
・第23 回 風車の書画展にて特賞受賞
・水彩画技法書『水彩印象画法で描く風景画 (グラフィック社刊)』発売
・東京丸善本店にて出版記念展開催
2023 年
・ギリシャ公募展“Watercolor International Exhibition 2023” で世界各国の選抜者30 名の一人に選出
・国際公募展”Freedom Ukraine 2023
-ウクライナの自由のために‒”作品選抜
・東京丸善本店にて8 月個展開催
・朝日カルチャー(横浜・新宿)で水彩画講師担当
矢野先生のHPとインスタグラムのご紹介です
矢野先生のHPを拝見したところ、今回のデモンストレーションでのキャンバスの大きさは今回が初めでだったそうです!
たくさんの作品が掲載されているインスタグラムです。